金城次郎館 第11回展示ご案内

  7月6日から9月28日の毎日曜日、若夏「蓋物・アンダガーミ展」が始まります。金城次郎の蓋物、アンダガーミ(台所で使う豚の油や塩、味噌などを入れておく壺)と、加山晴子さんの作品をあわせて展示いたします。エントランスのミュージアム・ショップでは、松田米司個展を開催します。松田米司(よねし)さんは、読谷山焼北窯の松田米司工房を主宰し、現代の沖縄伝統陶芸を牽引しているつくり手の一人であります。
  沖縄の古作について強い関心をもち、民芸についてもよく勉強しておられます。金城次郎館を訪ねて来られたときには、「ここは天国だね」とほめて下さいました。次郎型の湯呑みについて丁寧に工房で教えておられるそうです。
  米司さんは、沖縄の焼物の伝承発展にすべてをかけておられます。米司さんの個展が始まります。私たちは沖縄の美しいものたちが立ち現れる現場を見るのです。7月6日に松田米司さんは金城次郎館に在廊されます。貴重な機会です。ぜひご来館ください。


金城次郎館 第11回展示

常設展 : 若夏「蓋物・アンダガーミ展」 加山晴子の仕事

入館料 : 1500円

ミュージアム・ショップ企画

松田米司の会

登り窯から産まれるヤチムン(第2回)

入館料 : 無料 展示販売

日時 : 2025年7月6日(日)より 9月28日(日)まで

2025年より 毎週 日曜日12時(正午)~17時 開館