金城次郎館 第12回展示ご案内
10月5日から12月28日の毎日曜日、寒露の候「金城次郎 銘品展Ⅰ」が始まります。当館所蔵の金城次郎作品1000点の中から大皿、花瓶等選りすぐりの70点を展示いたします。
エントランスのミュージアム・ショップでは、菅原謙個展を開催します。
菅原謙さんは沖縄県立芸術大学陶芸コース、京都府立陶工訓練校を卒業して、読谷山焼北窯松田米司工房ほかで修行してロクロ成形師として働き、大宜味村陶器事業協同組合に参加して、四つの工房のひとつ菅原工房の代表として活動されています。大学在学中から、菅原さんはオブジェの創作といったアートや芸術といった方面での活動には参加しないで、一貫して沖縄の伝統工芸にだけずっと関心を向けてこられました。工芸に対する志向がきわめて強いことがわかります。それだけに、実質一人で製作される品物は、素直で簡素、まっすぐな印象があります。二回目にあたる金城次郎館での個展では、最近作のシーサー、ジーシガーミや大甕など、大ぶりの品物が新しく加わります。
10月5日に菅原謙さんは金城次郎館に在廊されます。貴重な機会です。ぜひご来館ください。
金城次郎館 第12回 (2025年度第4期) 展示
常設展 : 寒露の候 「金城次郎 銘品展Ⅰ」
入館料 : 1500円
ミュージアム・ショップ企画
菅原謙の会
登り窯から産まれるヤチムン(第3回)
入館料 : 無料 展示販売
日時 : 2025年10月5日(日)より 12月28日(日)まで
毎週 日曜日12時(正午)~17時 開館